火山土 × 光 × 輪郭
カイザーシュトゥールは、火山が残した土と、まっすぐな光が共存する場所です。ここでは、畑の向きや風の通り方、土の粒子の違いが、驚くほどストレートに味へ出ます。Weingut Landerer は、その差を「消さない」ことで、この土地を語ってきた家族経営のワイナリーです。
現当主 Johannes Landerer は、早くから土壌に引っ張られるタイプでした。まだ若い頃、痩せた火山性の区画にあえて Sauvignon Blanc を植え、カイザーシュトゥールらしい表現を探す実験を始めます。
2016年、父 Thomas の急逝により、栽培とセラーの全責任を引き継ぎました。そこからの Landerer は、派手さよりも精度を優先し、畑とヴィンテージの違いを、ワインの中で「分かる状態」にすることへさらに集中していきます。